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あーだ、こーだと言われながらも徒然に。

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うちの代表ちゃんに何しよるが!?


とある片田舎の高校で学校内から可愛いと評判の子たちを集めてご当地アイドルを結成しようという企画が打ち上がった。
学校中の生徒が人気投票に参加し、選ばれた上位数名の女生徒達によるアイドルグループが誕生。

結成1年後には地元商店街などで人気を博し、評判は近隣の地域や県でも話題になった。
地元のテレビ番組にはひっぱりだこでその地域での人気は衰えるところを知らぬといった勢い。
「自分たちの活躍で地元に元気を送りたい!」彼女達は常々カメラに向かって答えてきた。ダンスや歌もまだまだだけれど自分たちの魅力は他のアイドルにもひけを取らないと豪語する少女達。

そんな中で満を持して東京進出するも結果は目も当てられぬようなものだった。

地元の期待を背負ってスターへの道を志すも、首都圏で活躍する本格派アイドル達には歯も立たずあえなく人気アイドルへの道は閉ざされる形となってしまった。

帰郷したグループを地元住民は迎え入れ「うちの代表ちゃんに何しよるが!?」と怒りを募らせる。


もちろんこれはただの作り話でそんなアイドルグループが実存するわけもない。

ただ、先日我らがサッカー日本代表のグループリーグ敗退を受け様々な論説がなされる中、自分にはこんなフィクションのストーリーを日本代表に重ね合わせて考えていたところがあるわけで。
一体、敗因はどこにあったのだろうか。ちょっと頭の中の整理につき合ってもらえたら嬉しいです。



精神年齢の低さ

ザックジャパン発足後は評価も人気もうなぎ上りだった日本代表。
大会直前の戦術変更でベスト16入りを果たした2010年だったが、直後の2011年にはアジアカップ優勝。その後、主力選手の多くは海外でプレーする選手が増え、「日本人も世界でやれる」といった言葉がちらほら出てくるようになった。事実、欧州のトップクラブに移籍する選手も出てきて代表への期待はいつしか、かつて無いほどに膨れ上がっていた。


そんな中、2010年のリアクションサッカーに対する反省からか自らのスタイル確立–自分たちがボールを常に保持して相手に主導権を与えないこと–を標榜するようになった日本代表。

オランダ、ベルギーとの強化試合で予想以上の活躍を披露。細かいパスワークで奪ったゴールを振り返って選手達は口々に「自分たちのサッカーができた」と答えた。ところがこの前に行われたセルビア戦を最後にザックが進めていた3-4-3はすっかり影を潜めてしまった。気付けば戦術的な柔軟性を欠き始めていたが誰も気にしなかった。実際機能していたとは言いがたく、いつもの4-2-3-1で結果が出ているのだから文句の言いようがない。



ところがこの頃から「自分たちのサッカー」は一人歩きし始めていなかっただろうか。

うまくいったときはここを褒める。
負けた時やうまくいかなかったときには「自分たちのサッカー」が出来なかったで終わる。

敗戦の原因を考える際に主観的になっていたのもこの頃からなのかと思う。
サッカーは相手のいるスポーツ。対策された際になにもできなかったのでは意味がない。
それなのに敗因は「自分たちのサッカー」が表現できなかったということに帰結する。これがちゃんとできれば僕らはもっと良い勝負ができるのに。そんな言い訳にも聞こえて仕方が無かった。


例えば100%を上限と考えて、
相手チームが我々を研究し80%ほどの完璧な日本対策を講じてきて、日本が「自分たちのサッカー」を20%ほどしか表現できなかったとしよう。

これで試合後に「『自分たちのサッカー』が出来れば僕らはもっとやれるんですがそれができなかった」とコメントされても違和感しか感じなかったわけですよ。
ピントの合ってないカメラを覗いてるような気分。
仮にこのような試合でもスペイン、ブラジル、ドイツなどといったタレント揃いの強豪国だったら相手に対策されようが圧倒的な個の力で試合を押し切ることは可能だったかもしれない。

けれどイニエスタ、ネイマール、エジルみたいなスーパーな選手たちがいて初めてそんな王者のような試合が進められるのであって日本にはそれは無理でしょうという話。

本当にずば抜けた個をもった選手が存在しない日本においてプランBやプランCと言った「自分たちのサッカー」が対策された際の選択肢をいつの間にか閉め出していた。そしてそれが結果的に真綿で首をしめるように徐々に選手達の思考も奪って行った。

自分しか見れない、少し幼いチームだったのかなという印象です。何を偉そうにという話なんだけど。
相手との実力差を見極める「モノサシ」が何よりこの代表には必要でした。


Jリーグ発足から約20年。W杯初出場から16年。まさにサッカー日本代表は将来を夢見る若者のようだったなと。
自分と相手との実力の差を見極められず、主観的に試合に挑みブラジルで散った我らが代表ですが青春真っ盛りの若者が何者にも代え難い経験を積んで帰ってきたと思えば何も悲観することはありゃしないじゃないですか!

そんな訳で新監督には若者たちに喝を入れられるオシムおじいちゃんみたいな人か、
日本代表で成果をあげて名監督に上り詰めてやるんだという志を持った若手指揮官なんか就任してくれたら嬉しいです。
なにせ頭ごなしにハタチそこそこの若者を批判したら伸びしろなくなっちゃいますよって。


ただ空港で帰国した代表を黄色い声援で迎えるのは違うと思いますけどね。
ここもどこに力点を置いてサッカー日本代表を論じるかによって意見は別れるんでしょうが、僕はもちろん日本サッカー発展の為にもこの件に関しては「違うでしょ!w」と言いたい。


まるで自分に言い聞かせるようにして今回はこの辺でペンを置かせていただきます。
次回は戦術面の分析したいなぁ〜。



〜独り言〜
ウッチーだけサッカーIQが異質だった。1試合だけでいいからボランチやってくれないかな。
それから地上波の中継にアイドル呼んで応援報道するとかやめようよ...。
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  1. 2014/06/29(日) 16:01:27|
  2. 日本代表
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黒崎灯(あーせん)

Author:黒崎灯(あーせん)
英サンダーランド大学にてスポーツジャーナリズムを勉強中。サッカーを文章にすることで、読ませるものを書くようになりたい。到底才能もない凡人が、書き続けていったらどうなるんだろう。本当にほんの少しだけ、成長を期待してて下さい。

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